マイクロバス手配にかかる料金相場とは?手配方法や手配のポイントを紹介
2025-01-20 ロケバス
中型自動車の大きさの車体で、最大乗車定員数が29名までのバスのことを「マイクロバス」と呼びます。
ロケや撮影におけるキャスト車やスタッフ車、クライアント車、機材運搬が必要な現場等、用途に合わせて柔軟に対応でき、利便性の高い車両です。
しかし、バスの運転には中型免許や大型免許が必要となるため、一般的にはドライバー付きでバスを手配します。その際にどの程度料金がかかるのか、不安になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はマイクロバス手配にかかる料金相場や手配方法、手配のポイントについてご紹介いたします。
目次
マイクロバス手配にかかる料金相場
マイクロバス手配にかかる料金相場はどの程度なのか、金額付きで具体的にご紹介いたします。
一般的な料金について詳しく解説
こちらは、マイクロバス手配にかかる一般的な料金の相場になります。
【基本料金】
・相場:30,000円~50,000円
短期間や近距離での利用の場合、この範囲が基本料金となります。
【距離料金】
長距離移動の場合、1kmあたり100円~200円程度の追加料金が加算されることがあります。
高速道路や有料道路を使用する場合、その費用は別途精算されるのが一般的です。
【時間料金】
・半日(4~6時間)の利用:30,000円~50,000円
・1日(8~10時間)の利用:50,000円~80,000円
時間が長くなるほど料金は上がりますが、1日あたりの割引プランを用意している業者もいますので、1度問い合わせてみることをおすすめいたします。
【早朝・深夜料金】
22時以降や早朝6時前の利用には、追加で5,000円~10,000円程度発生するのが一般的です。
【その他実費】
高速道路料金や駐車場料金は、利用者が実費を負担するケースがほとんどです。
地域や利用時期によって料金は変動する?
【地域差】
地域によってマイクロバスの利用料金には大きな差が出てきます。これは、地域毎の需要や供給、運用コストが異なるためです。
・都市部(例:大阪・東京等)
都市部では利用者が多く、繁忙期には予約が集中します。
そのため、基本料金や追加料金が高くなる傾向があります。
また、都市部で運転手付きでレンタルした場合、運転手の待機場所や駐車場の確保が難しいため、駐車場料金が高額になる場合もあります。
・地方
地方では都市部に比べて利用料金が比較的安価です。
需要が都市部ほど高くないため、競争率が低めになっているのが理由としてあげられます。
ただし、地方の場合、特定のエリアまでの移動が必要な場合や、業者の営業範囲外だと追加料金が発生することもあります。
【利用時期(シーズン)】
利用するタイミングによっても料金は変動します。特に以下のようなシーズンには、料金が変更になることが一般的です。
・繁忙期
ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始等の大型連休は、観光等の需要が高まり、バスの手配が厳しくなることがあります。
また、料金も通常の1.2倍~1.5倍になることもあるため、事前の確認が必須です。
・閑散期
年始が終わった1月や6月等、観光需要が比較的少ない時期は料金が安くなることがあります。
このタイミングを狙うことで、コストを抑えられるケースがあります。
マイクロバスの手配方法を徹底解説!初めてでも安心な手順とポイント
「マイクロバスをどうやって手配すればいいのかわからない」といった方が多くいらっしゃるため、初めて手配する方にもわかりやすい手順と、注意したいポイントについてご紹介いたします。
1.利用目的と条件を明確にする
まずは、マイクロバスをどのように利用するのかを明確にしましょう。ロケ撮影やスタッフ車、エキストラ車、技術制作車等、用途によって必要な条件は変わります。また、利用日時や時間も事前に決めておくとよいでしょう。
特に上記でご紹介した繁忙期に利用したい場合は予約が埋まりやすいため、早めにスケジュールを確定させておくことがお勧めです。
2.手配方法を選ぶ
マイクロバスの手配方法には、いくつかの選択肢があります。地元の貸し切りバス会社やバスレンタル会社を利用する方が多いようです。
地元の会社を利用する利点として、道路事情や観光地に詳しい運転手が手配されることが多く、安心感があることが挙げられます。
また、インターネットの一括見積もりサイトを利用したり、旅行に利用する場合には旅行代理店に依頼する方法もあります。
宿泊や観光地のプランとセットで提案してもらえるため、大人数の旅行の際には便利です。
3.見積もりを依頼する
業者を選んだら、具体的な見積もりを依頼します。この際、利用条件をできるだけ詳しく伝えておきましょう。
発地や目的地、出発時間、終了時間、利用人数、立ち寄り地等の詳細を明確に伝えることで、正確な見積もりが得られます。
この際、複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」を依頼し、料金やサービスをできるだけ比較しておきましょう。
料金だけではなく、キャンセルポリシーや追加料金が発生する条件等も確認しておくと安心です。
4.業者を選んで予約を確定する
見積もりを比較した上で、最も条件に合う業者を選びます。この際、以下のポイントを重視します。
・総額費用の明確さ(基本料金だけではなく、高速道路料金や駐車料金等の追加費用が含まれているか)
・サービス内容(車両設備や運転手の対応)
・信頼性(口コミや安全基準の評価)
予約を確定したら、業者から正式な契約書や確認メールを受け取り、内容をしっかり確認しましょう。
5.利用日の準備と当日の流れ
予約が完了したら、利用日に備えた準備を進めていきます。スケジュールや集合場所、参加者への連絡をしっかり行い、当日に備えておきます。
さらに、利用当日は運転手と行程を再確認しておきます。途中で立ち寄りたい場所や到着時刻の調整が必要な場合には、事前に伝えておくとスムーズに進みます。
また、シートベルトの着用や荷物の収納等、安全面への配慮も忘れずに行います。
手配時の注意点
手配する手順を理解しただけでは、安心・安全な手配と当日の運用が行えるとは限りません。
これからご紹介する注意点をしっかり覚えておくと、リスクを最小限に抑えながらマイクロバスの手配が可能です。
早めの予約が肝心
マイクロバスは、特に繁忙期には非常に需要が高くなります。観光で利用する人が増えるため、希望する日程や車両が予約で埋まってしまうこともあるでしょう。
そのため、利用日が決まり次第、できるだけ早めに予約を行うことが大切です。
特に、大型連休や観光シーズンに利用を予定している場合は、最低でも利用日の1~2ヶ月前には手配を始めていくと安心です。
早めに予約することで、料金が安くなる場合や、希望の車両を確保しやすくなる場合もあります。
キャンセルポリシーの確認
予約をキャンセルする場合の条件や料金は、業者ごとに異なります。
キャンセル料は予約日から利用日までの期間によって変動することが一般的です。
例えば、利用日の1週間前であれば利用料金の20%、前日で50%、当日で100%等のケースがあります。
予定が変更される可能性がある場合は、柔軟なキャンセルポリシーを選ぶか、キャンセル料が発生するタイミングを事前に確認しておくと安全です。
レンタルバスのキャンセル料や連絡のタイミングについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【貸切】ロケバス・レンタルバスのキャンセル料はいくら?相場や連絡のタイミングを紹介
追加オプションを確認する
必要に応じて、オプションサービスについても確認しておきます。
例えば、車内にWi-Fiが必要な場合や、観光送迎でガイドを依頼したい場合等、追加の要望がある場合は予約時に伝えておきます。
また、飲み物の提供や車内での設備(カラオケやモニター等)を利用する場合、追加料金がかかることがあります。
これらのオプションを利用することで移動中の快適性を高められますが、料金にどの程度影響するかを事前に把握しておきましょう。
まとめ
マイクロバスの手配料金は、利用する地域、時期、時間、距離、車両の仕様、追加オプション等、様々な要因によって変動します。
そのため、事前に利用条件を具体的に伝え、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
また、手配は早めの計画と事前確認が成功の鍵です。
料金やキャンセルポリシーの確認、安全性の高い業者選び、スケジュールの余裕を持つことが、トラブルのないスムーズな手配につながります。安心して利用するためにも、注意点を押さえて計画を進めていきましょう。
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