BLOGブログ

ミニバス車と小型マイクロバスでどちらを選べばよい?それぞれの違いについて解説

2025-01-10 ロケバス

小型バスとマイクロバス

ロケハンや撮影、旅行等に最適な小型マイクロバスは、ある程度の人数を1度に移動させたい時に最適です。

 

一方ミニバスは小型マイクロバスほどの人数は乗車できないものの、小回りが利いて複雑な道でも簡単に移動できるのが特徴です。

これらのバスは使い勝手が良く、多くの用途で利用されていますが、だからこそミニバス車と小型マイクロバスのどちらを選べば良いのか悩むケースも多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回はミニバス車と小型マイクロバスの違いについて、詳しくご紹介いたします。

 

「ミニバス車」「小型マイクロバス」はどんなバス?

【ミニバス車】

ミニバス車は一般的にコンパクトなサイズで設計されたバスの一種であり、少人数の移動に適した車両です。このタイプの車両は、乗用車とバスの中間的な存在として位置づけられています。

 

・全長:約4.5m~5.0m

・全幅:約1.7m~1.9m

・全高:約1.9m~2.2m

 

特に、ミニバス車は普通免許で運転できることが多い点が魅力的です。乗車定員が10人以下の車両では特別な免許を取得する必要がなく、誰でも手軽に運転できることが利便性を高めています。

そのため、ロケ等におけるメイク車や荷物運搬車等運搬用の車両にも適しています。

 

【小型マイクロバス】

小型マイクロバスは、ミニバス車よりさらに多くの人を輸送するために設計された車両となっています。

 

・全長:約6.0m~7.0m

・全幅:約2.0m~2.3m

・全高:約2.4m~2.8m

 

ミニバス車との大きな違いとして、普通免許では運転できません。これは、車両のサイズや重量、乗車定員に応じた法規制によるもので、運転には一定の技術と経験が求められます。

主にスタッフ車やクライアント車、エキストラ車、技術制作者、ロケ撮影等、機材運搬が必要な場合や大人数の移動におすすめです。

 

ミニバス車と小型マイクロバスの違いについて

ミニバス車と小型マイクロバスの違いについて、比較しながら詳しくご紹介いたします。車両サイズや乗車定員、運転条件等も変わってくるため、しっかりと把握しておくことがトラブル予防につながります。

サイズと乗車定員

【ミニバス車】

ミニバス車はコンパクトなサイズの車両で、特に少人数の移動に適しています。小回りが利きやすく、都市部の狭い道路や駐車場での利用に適しています。

 

乗車定員は8人~12人程度で、家族旅行や小規模なグループでの利用に最適です。

座席の配置は2列または3列が一般的で、一部の車両では広めのラゲッジスペースも確保されています。少人数での快適な移動にはミニバス車がおすすめです。

 

【小型マイクロバス】

小型マイクロバスはミニバス車よりも大きなサイズで、全長はミニバス車より約1m長く、高さもミニバス車より高く設計されており、広いスペースがあります。

 

これにより、乗車定員は13人~29人と多くなるため、多人数の移動を目的とした用途に最適です。

車内は快適性を重視した設計となっていることが多く、冷暖房設備はもちろん、荷物スペースも充実しており、特に長距離の移動において利便性が際立ちます。

用途

【ミニバス車】

特に家族旅行や少人数の旅行、ロケ等における機材車や制作車等運搬用の車両として活用されています。

他にも都市部や狭い道路での運用に適しており、燃費性能が良いためコストパフォーマンスに優れているのも特徴です。

 

【小型マイクロバス】

観光送迎の他、スタッフ車やクライアント車、技術制作者、ロケ撮影等、機材運搬が必要な現場や大人数の移動に活躍します。

他にも、快適に過ごせるための設備が複数設置されており、スムーズに機材搬出が行えるような構造となっています。

車両構造

【ミニバス車】

ミニバス車は乗用車に近い構造を持ち、快適性と実用性を両立しています。全長が短いため駐車も容易で、車高が低く乗り降りしやすいのがメリットです。

デザインは基本的にシンプルなものが多く、旅行用でも使用できる親しみやすい外見をもっています。

 

【小型マイクロバス】

小型マイクロバスには、より大人数を快適に輸送するための設計が施されています。

高いルーフや広い室内スペースにより、大型の荷物にも対応可能です。また、冷暖房設備や快適な座席が備えられており、特に観光や送迎といった用途に適しています。

法規制と免許要件

【ミニバス車】

普通車両として、日常的に利用できます。高速道路でも、乗用車と同じ基準で走行可能です。

 

【小型マイクロバス】

バスとして区分されることが多く、車両点検や運行管理が義務付けられる場合があります。また、消防法や交通法の安全基準を満たす必要があり、中型免許や大型免許が必要です。

 

こちらの記事では、マイクロバスの免許区分について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ロケバス・マイクロバスは普通免許で運転できる?貸切バス使用の注意点

 

ミニバス車と小型マイクロバスはどう選ぶ?指針となるポイント

【ミニバス車】

ミニバス車を選ぶ場合には以下の点を指針にすると良いでしょう。

 

・利用人数が10人以下

・都市部や狭い道路での使用が多い

・レンタル料や維持費を抑えたい

 

手軽に利用できるのがミニバス車の大きなメリットであるため、最大限活用できるようにしましょう。

 

【小型マイクロバス】

小型マイクロバスを選ぶ場合には以下の点を指針にすると良いでしょう。

 

・13人以上の団体輸送を必要とする

・ロケ撮影等、機材運搬が必要である

・長距離の移動で快適性を重視したい

 

具体的な指針としては以上があげられますが、他にも用途や乗車人数、荷物の量、運転技術に応じて適切な車両を選ぶことが鍵となります。

また、レンタルやリースを検討する際には、コストや保険、維持費等も含めた総合的な視点で判断することが重要です。

 

まとめ

ミニバス車と小型マイクロバスは、それぞれ異なる用途や特徴を持つ車両であり、使用目的や乗車人数によって適切な選択が異なります。

ミニバス車は、特に少人数の移動に適しており、都市部や狭い道路での運用に最適です。旅行や小規模なロケ、撮影等に対応でき、手軽に運転出来る点が魅力です。

 

一方、小型マイクロバスは、団体輸送や長距離移動においてその真価を発揮します。

広い室内空間や快適な座席、大容量の荷物スペースにより、観光や送迎、ロケハン、ロケ撮影等機材運搬に非常に適しています。

どちらにしても、用途や予算、運転免許の要件をしっかりと考慮することが重要です。具体的な使用シーンを想定し、それに最も適した車両を選ぶことで、快適かつ効率的な移動を実現できます。

 

ワイエスロケーション企画では、ドライバー付きミニバス車・マイクロバスのレンタルを行っています。シーンや撮影に合わせた適切なバスのレンタルが可能で、コストパフォーマンスにも優れているのが大きなメリットです。

「ロケ撮影でバスが必要だがどのようなバスをレンタルすればいいかわからない」という方は、ぜひとも弊社にご相談下さい。

 

ワイエスロケーション企画のロケバス・マイクロバス車両一覧はこちら

 

関連記事

運転手付きマイクロバスの料金の目安とは?メリットや確認事項も紹介

ロケバスの車種を徹底比較!失敗しない選び方をご紹介

アバター画像
ワイエスロケーション企画 スタッフ

テレビ局様や大手出版社様、映像制作会社様をはじめとした多くの企業様にご利用いただいている豊富な実績を活かし、快適なロケ撮影のためのロケ車の選び方や関西のロケ地などを中心にご紹介します。

車種紹介

様々なロケバス車両をご用意

レンタルロケバスは、ご予算や撮影規模による様々な条件に対応し、車両の選定・ご提供をいたします。大阪・京都をはじめ関西エリア全域に対応!まずは撮影内容やご要望をお聞かせ下さい。

詳しく見る
備品紹介

全て貸出無料 備品紹介

ワイエスロケーション企画でロケバスをレンタルする際、オプション備品はすべて無料でお使い頂けます。様々な撮影現場で役立つ便利な備品が勢揃い。ロケ備品の詳細については備品紹介ページをご覧ください。

詳しく見る
会社情報

ロケバスレンタル事例・実績

大阪や京都など関西方面のみならず、全国規模での撮影を承っております。テレビ・CM・映画・雑誌・カタログなど、様々な業種のロケ撮影のサポート実績があります。まずは、ご相談ください。

詳しく見る

\ まずはどんなことでもご相談ください /

お電話での受付時間は10:00~18:00ですが、お急ぎの場合は18時以降でもお電話頂けましたらご対応致します。場合によってはお電話に出られない可能性もございますので、その際は折り返しご連絡させて頂きます。お気軽にお問い合わせください。
メールでのお問い合わせは、(ys-location@iris.eonet.ne.jp)に詳細をお送りください。

東京・大阪での映像放送機器レンタルはこちら

allmix