ロケ備品レンタルを利用するメリットやおすすめアイテムを紹介
2024-03-13 ロケ撮影
ロケ撮影を成功させる鍵は準備にあります。
特に、備品の選択は撮影のクオリティーに直結するほど重要なため、足りないものがあればレンタルするなどして準備をしておくことが重要です。
この記事では、ロケ撮影のプロセス、必要不可欠な撮影機材の解説、撮影をスムーズに行うための便利な備品リストまで、ロケ備品レンタルのメリットとおすすめアイテムを紹介します。
ぜひロケ撮影の備品準備の参考にしてください。
以下の記事ではロケ撮影用機材車をレンタルする際のポイントについて説明しております。
ロケ撮影用機材車をレンタルしたい!知っておくべきポイントを紹介
ロケ撮影のプロセス
ロケ備品のレンタルを検討するためには、まずはロケ撮影のプロセスを確認しておくことが重要です。
ロケ撮影には、主に以下の6つのプロセスがあります。
1.企画とリサーチ
2.ロケ地の選定と許可取得
3.撮影計画の立案
4.機材と人員の手配
5.現地での撮影
6.撮影後の整理と後処理
企画とリサーチ
まずは撮影する映像のコンセプトやテーマに合ったロケ地を選定します。この段階では、物語のニーズに合致する場所を見つけるために、ネット検索や現地調査、ロケコーディネーターに相談するなどの方法があります。
ロケ地の選定と許可取得
ロケ地を決定したら、必要に応じて地元の役所や地権者から撮影許可を取得します。撮影許可を撮るためには、撮影計画の詳細を提出し、時には使用料を支払うこともあります。
撮影計画の立案
撮影に必要な人員、機材、備品を計画し、撮影スケジュールを作成します。詳細な計画を立てることで備品は何をレンタルすればよいかも決めやすくなるでしょう。
機材と人員の手配
撮影に必要な機材を準備し、必要なスタッフやキャストを確保します。機材には、カメラ、レンズ、三脚、照明機器、音響機器などが含まれます。
現地での撮影
計画に基づき、ロケ地での撮影を行います。ロケ撮影では、自然現象により計画通りに進まないことがあるので、代替プランを準備しておくことも大切です。
撮影後の整理と後処理
撮影が終了したら、機材の返却、場所の原状回復など、撮影前の状態に場所を戻す作業を行います。ロケ撮影から戻ったら編集などの後処理に移ります。
ロケ撮影に必ず用意したい備品リスト
ロケ撮影の計画を立てたなら、それに合わせて必要な備品を選びましょう。
ここでは、ロケ撮影を快適に行うために、必要な備品リストについて紹介します。
撮影機材
ロケ撮影において、適切な機材の準備は成功の鍵を握ります。ロケ撮影で必ず用意したい基本的な撮影機材について簡単に解説します。
メインカメラ
ロケ撮影の中心となる機材。高画質の映像を撮影するためには、性能の高いカメラが必要です。選ぶカメラは、撮影するプロジェクトの種類やスタイルによって異なります。
レンズ
シーンに応じてさまざまな画角や焦点距離で撮影できるように、複数のレンズを用意しましょう。ポートレート、風景、マクロ撮影など、撮影の目的に合わせたレンズの選定が重要です。
三脚
カメラを固定し、安定した撮影を可能にします。特に長時間の撮影や低照度下での撮影では、手振れを防ぎ、クリアな映像を確保するために不可欠です。
スタビライザー
手持ち撮影時の振動や揺れを最小限に抑え、滑らかな映像を撮影するための機材。動きのあるショットや追跡ショットを撮影する際に特に有効です。
LEDライト
撮影現場の照明を補助し、被写体を明るく均一に照らすために使用されます。LEDライトは、軽量で持ち運びが容易なため、ロケ撮影に適しています。
リフレクター
自然光や人工光を反射させ、影を柔らげたり、被写体を明るく照らしたりするために使用します。さまざまなサイズや色があり、光のコントロールに役立ちます。
マイク
高品質な音声を録音するためには、外部マイクの使用が必要です。場面に応じて、ラベリアマイク、ショットガンマイク、ステレオマイクなどを選びましょう。
レコーダー
外部マイクからの音声を録音するための機器。高品質な音声データの確保には、専用のオーディオレコーダーを選ぶと良いでしょう。
モニター
撮影中の映像をリアルタイムで確認するためのモニターも準備しておくと便利です。より正確なフレーミングやフォーカスの確認に役立ちます。
メモリーカード
撮影した映像や音声を保存するためのストレージメディア。大容量かつ高速なメモリーカードを用意しておいた方が良いでしょう。
バッテリー
撮影中に機材が稼働し続けるためには、十分な電力供給が必要です。予備のバッテリーを複数持参することで、撮影の中断を防ぎます。
機材保護カバー
機材を雨やほこりから保護するためのカバー。特に屋外での撮影では、天候の変化に備えて機材を保護することが重要です。
用意しておくと便利な備品
ロケ撮影では、撮影機材だけでなく、現場での作業効率を高めたり、快適性を確保するための備品も重要です。ロケ撮影時にレンタルするなどして用意しておくと便利な備品を紹介します。
発電機
電源がない場所での撮影に不可欠です。照明やカメラ、その他の電子機器の電力供給源として使用します。撮影に必要な電力量に応じて、適切なサイズの発電機を選びましょう。
ACドラムコード
電源を遠く離れた場所に延長するために使用される、巻き取り式の延長コード。撮影機材を自由に動かすために役立ちます。
脚立
高所からの撮影や、照明等の設置に便利です。また、撮影現場での小道具の配置やセットの調整にも使用されます。
台車
重い機材や備品を効率的に運搬するためのアイテム。特に移動が多いロケ撮影では、台車があると非常に便利です。
タープテント
屋外での撮影時、スタッフや機材を日差しや雨から保護するために使用します。撮影現場での待機スペースとしても役立つでしょう。
キャンプ用テーブル
撮影機材の仮置きや、スタッフの食事スペースとして使用できます。折りたたみ式で軽量なものを選ぶと、持ち運びや設置が容易です。
ディレクターチェア
監督やスタッフのための座席。高めの座面で、立ち座りがしやすく、長時間の撮影でも快適に過ごせます。
アイロンセット
衣装のしわを取るために使用。キャストの見た目を整えるためには欠かせない備品です。
自転車
広範囲にわたるロケ地や、機材の小回りの利く運搬手段として便利。特に、交通の便が悪い場所での移動手段として活躍します。
クーラーBOX
飲料や食品を冷やしておくための保冷ボックス。夏場の撮影では、スタッフの熱中症対策としても有効です。
雨傘・日傘
撮影スタッフやキャストを天候の変化から守るために用意しておきましょう。傘があれば雨や強い日差しの下でも撮影を続けることが可能になります。
ロケ備品の選ぶときの注意点
ロケ撮影における備品の選定は、成功を左右するほど重要な役割を担います。以下の5つの点に注意して備品を選ぶことで、撮影をスムーズに進行させることができます。
・天候や気候を調べる
・電源を確保する
・セキュリティに注意する
・予備機材を準備する
・重量とサイズを確認する
それぞれの注意点について詳しく解説します。
天候や気候を調べる
撮影地の天候や気候は、撮影スケジュールや必要な備品に大きく影響します。例えば、梅雨時期に屋外で撮影する場合は、防水カバーやタープテントは欠かせません。
撮影地の長期および短期の天気予報をチェックし、気候に適した備品を準備することが重要です。また、天候の急変に備えて、予備の計画を立てておきましょう。
電源の確保する
ロケ地によっては、電源が利用できない場合があります。撮影機材や照明など、電源を必要とする備品が使用できないと、撮影が進みません。
滞りなく撮影するためにも移動式の発電機やバッテリーパックを準備するなど、電源の確保に気をつけましょう。
また、必要な電力量を事前に計算し、適切な容量の発電機を選定することが重要です。
セキュリティに注意する
公共の場所や人通りの多い場所での撮影では、セキュリティ対策が必要です。
対策としては、機材を監視するスタッフを配置する、貴重な機材は使用しない時は施錠可能なケースに保管するなど、セキュリティ対策をしておきましょう。
予備機材を準備する
機材の故障や損傷は、撮影を中断させる原因になるので、予備を準備しておくことが重要です。
カメラなど主要な機材の予備を準備することで、万が一の事態にも対応できます。その他にもメモリーカードやバッテリーなどの消耗品は、多めに準備しておくと安心です。
重量とサイズを確認する
撮影機材を選定する際には、搬入経路や設置場所の条件を考慮し、運搬や設置が容易な機材を選ぶことが大切です。
アクセスが難しいロケ地では、軽量かつコンパクトな機材を用意しておきましょう。
また、機材の搬入に必要な台車などを準備しておくことも大切です。
ロケ撮影は無料レンタル備品が豊富なワイエスロケーションへ
この記事では、ロケで役立つ備品について解説してきました。
備品をしっかりと準備することで、ロケ撮影を快適に行うことができます。ロケで使用する備品はロケバスのレンタル会社でも貸出をしてくれるケースがあるので確認しておきましょう。
ワイエスロケーションでは、ロケ撮影で役立つ備品のレンタルを行っており、数多くの無料レンタル備品を取り揃えております。
ロケ撮影の際に、ぜひワイエスロケーションまでお問い合わせください。
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