三重のロケ地10選とロケ撮影の際の注意点を解説
2024-05-24 ロケ地
三重県は、歴史を感じる伊勢神宮や熊野古道だけでなく、英虞湾など自然を感じる場所まで映画やドラマのロケ撮影に理想的な場所が多くあります。
この記事では、映像制作や写真撮影にぴったりな三重のロケ地10選と、撮影をスムーズに進行させるための重要な注意点をご紹介します。
三重でロケ撮影を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
三重でおすすめのロケ地10選
三重には伊勢神宮のような神聖な場所や、世界遺産にも登録されている熊野古道のような歴史的な道、美しい海岸線の英虞湾など、映画やドラマの撮影にぴったりなロケ地がたくさんあります。
三重でおすすめのロケ地10選は以下の通りです。
・伊勢神宮
・志摩地中海村
・赤目四十八滝渓谷
・大台ケ原
・熊野古道
・夫婦岩
・志摩スペイン村
・四日市コンビナート
・英虞湾
・神島
それぞれのおすすめロケ地の魅力を一つずつ紹介します。
伊勢神宮
日本人の心のふるさとと称され、2000年の歴史を有する伊勢神宮は、その重要性と美しさから映像制作のロケ地として非常に魅力的です。
伊勢神宮の広大な敷地内には、数百の社殿が立ち並び、その格式高い景観は、物語に深みと説得力を加え、視聴者に強い印象を与えることができるでしょう。
志摩地中海村
志摩地中海村は、ギリシャのサントリーニ島を思わせるような白い壁と青いドーム屋根の建物が並ぶリゾートホテルです。ギリシャの雰囲気を巧みに再現しているため、日本にいながら異国情緒を感じることができるでしょう。
日本国内で異国情緒溢れるギリシャの街並みを体験できる数少ない場所の一つとして、観光地として人気なだけでなく、ロケ撮影地としても魅力的な場所です。
赤目四十八滝渓谷
赤目四十八滝渓谷は三重県名張市に位置し、四十八の滝が連なる自然豊かな場所です。
美しい滝と緑深い森林が織り成す景観は、四季折々の美しさを見せるため一年を通じて魅力的な映像を撮ることができます。
マイナスイオンを豊富に含む赤目四十八滝渓谷の雰囲気は、映像を見ている人に深いリラックス効果をもたらすことができるでしょう。
大台ケ原
大台ヶ原は、その壮大な自然景観と広がる原生ブナ林が魅力的なロケ撮影地です。雄大な山々と豊かな緑が、ドラマや映画に深みを加える絶好の背景を提供します。
また、春の新緑、夏の緑深さ、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の美しさが、多様なシナリオに合わせた撮影が可能で、自然と調和した撮影には理想的な場所です。
熊野古道
熊野古道は、和歌山県にある古い巡礼路で、その美しさと歴史的な重要性からユネスコの世界遺産にも登録されています。熊野古道は、厳しい自然環境を背景に持ちながら、数多くの参拝者や巡礼者が訪れる神聖な場所です。
熊野古道は全部で数百キロにもおよび、そのルート内では豊かな緑、深い山々、清流や滝などが組み合わさって、圧倒的な景観を作り出しています。
夫婦岩
夫婦岩(めおといわ)は、三重県伊勢市にある二つの岩が海に突き出ている三重県を象徴する有名な観光スポットです。夫婦岩は、大きな岩(男岩)と小さな岩(女岩)から成り、それぞれが繋がれた注連縄(しめなわ)によって結ばれているのが特徴です。
夫婦岩は特に日の出時に美しく、太陽が海の水平線から昇る様子を背景に見ることができます。その神秘的な光景は多くの写真愛好家や観光客に愛されています。
志摩スペイン村
志摩スペイン村は三重県志摩市に位置するテーマパークで、スペインの文化や建築をテーマにしたアトラクション、ショップ、レストランが集まっています。
志摩スペイン村は、色とりどりの建物、石畳の通り、中世ヨーロッパを思わせる教会など、スペインの街角を再現しており、、映画やテレビドラマのロケ地としても人気があります。
またジェットコースターなどのアトラクションもあるので、楽しい雰囲気の撮影を行うことも可能です。
四日市コンビナート
四日市コンビナートは、三重県四日市市に位置する日本の主要な工業地帯の一つで、石油化学、鉄鋼、電力などの工場が集まっています。
四日市コンビナートの巨大な煙突、複雑に入り組んだ配管、タンクなどは、映画や写真で独特のビジュアルを演出するのに最適です。
夜になると昼間の雰囲気とは一転、工場のライトアップが幻想的な雰囲気を生み出すのも魅力的です。
英虞湾
英虞湾(あごわん)は、三重県の志摩半島にあり、入り組んだリアス式海岸と多くの小島が特徴の風光明媚な景色で知られています。
英虞湾周辺には美しいビーチ、隠れた入り江、小島などが点在しており、ドラマや映画のための多様なシーンを撮影することができます。また、水上や空撮も可能で、異なる視点からの撮影が行えます。
神島
神島(かみしま)は、三重県の鳥羽港から約14キロの海上に浮かぶ、周囲4キロほどの離島です。神島は、猫の島としても有名で、猫目当てに多くの観光客が訪れています。
神島の魅力の一つは、なんといっても水平線の美しさです。海と空を赤く染める朝焼けやオレンジ色に染める夕焼けは、ロマンチックで一生に一度は見てみたい絶景です。
三重でロケ撮影を行う際の注意点
三重でロケ撮影を行う場合、以下の6つの注意点を踏まえて撮影計画を立てることで、よりスムーズに、かつ地域に配慮した形で実施することができます。
・事前に撮影許可を取得しておく
・三重の地元の方とコミュニケーションとる
・自然環境保護への配慮
・天候と季節を考慮する
・交通規制の確認と対策
・セキュリティと安全対策を行う
それぞれの注意点について詳しく解説します。
事前に撮影許可を取得しておく
三重県では、特に伊勢神宮周辺や熊野古道などの文化財保護区域や、観光地では撮影許可が厳しく規制されている場合が多いです。撮影許可を取得する際には、撮影の目的、内容、期間、参加人数、使用する機材の詳細を提出する必要があります。
また、ドローンを使用する場合は、さらに別途の許可が必要になることもありますので、事前に確認しておきましょう。
三重の地元の方とコミュニケーションとる
三重県の地域によっては、特有の風習や慣習が色濃く残っている場所もあります。
例えば、地元のお祭りや年中行事に撮影が重なる場合、地元の方々の理解を得るために、地域のリーダーや役場、自治体と密接に連携をとったほうが良いでしょう。
ロケ撮影を行う際には、地元の方々に配慮し、尊重することでトラブルを防ぎ、スムーズに進行しやすくなります。
自然環境保護への配慮
三重県の多くの地域では、豊かな自然が保護されているため、撮影地として選ぶ場合は自然保護への配慮が必要になります。
例えば、志摩地方の海岸線や伊勢市の森林地帯では、生態系への影響を最小限に抑えるために、撮影エリアの限定や時間制限が設けられることがあります。
また、植物や動物への影響を避けるためにも、指定されたルールやガイドラインを厳守しましょう。
天候と季節を考慮する
三重県の気候は変動が激しいため、撮影計画を立てる際には、天候の急変に備えておくことが重要です。
特に、梅雨時期や季節の変わり目などは天候が不安定になりがちなので、撮影の延期を考慮した計画的な撮影スケジュールが求められます。
また、夏の高温多湿と冬の寒さも撮影機材や参加スタッフへの影響を考慮する必要があります。
交通規制の確認と対策
三重県の山間部など一部地域では、狭い道路が多く見られるため、大型の撮影車両の進入が制限される場合があります。
ロケ撮影にあたっては、事前に地域の交通状況を確認し、必要に応じて地元警察との協議を行い、適切な交通管理計画を立てることが重要です。
事前に交通規制を確認しておくことで地元住民への迷惑を避けつつ、効率的な撮影が可能となります。
セキュリティと安全対策を行う
大規模な撮影や多くのエキストラを要する場合、現場のセキュリティと安全管理が非常に重要になります。
事前にリスクを想定し、必要に応じてプロのセキュリティスタッフを配置することで、撮影中の事故やトラブルを未然に防ぐことができます。
また、急な健康問題や怪我に対応できるよう、救急キットの準備や緊急連絡体制の整備も必要です。
ワイエスロケーションの大阪・京都・関西ロケバスレンタル事例・実績
まとめ
三重県は、伊勢神宮や英虞湾、志摩スペイン村など、ロケ撮影に最適な場所が数多く存在します。
今回紹介した「三重のおすすめのロケ地10選は、それぞれ三重ならではの魅力が詰まっておりロケ撮影地としてピッタリです。
撮影許可の取得、地元とのコミュニケーション、自然保護への配慮など、撮影前に確認すべきポイントを忘れずに、三重県の美しい景観を背景に素晴らしい映像作品を創り出してください。
三重での撮影を考えている方は、ぜひこの記事を参考にして撮影目的にあったロケ地をさがしてみてください。
ワイエスロケーション企画では、三重でのロケバスレンタルを行っています。
三重でロケバスのレンタルを検討されている方は、豊富な実績を持つワイエスロケーション企画にご相談ください。
ワイエスロケーション企画のロケバス・マイクロバス車両一覧はこちら
関連記事
テレビ局様や大手出版社様、映像制作会社様をはじめとした多くの企業様にご利用いただいている豊富な実績を活かし、快適なロケ撮影のためのロケ車の選び方や関西のロケ地などを中心にご紹介します。